お知らせ

「令和4年度新潟大学ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)シンポジウム」を開催しました

     

2022.09.30

 

令和4年9月30日(金)に、「令和4年度新潟大学ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)シンポジウム」をオンライン会議システム(Zoom)で開催し、学内外から約100人が参加しました。

本学では、令和2年度科学技術人材育成費補助事業・ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(先端型)に採択された「高志の女性研究者開花システム ―チャレンジ・ス・マイル― 構築」において、女性研究者の上位職登用の加速を図るため、女性研究者の育成に意欲的な部局を支援する「女性研究者開花プラン支援事業」(通称:開花プラン)を展開しており、本シンポジウムは、同事業の一環として開催したものです。

当日は、牛木学長からの開会挨拶の後、来賓挨拶として、文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室の岡貴子室長から科学技術・学術の分野においても女性研究者の登用と活躍促進に向けた環境の整備は重要な課題であると本学の取組に対する期待の言葉が寄せられました。

シンポジウムのメインプログラムである開花プラン取組報告では、事業に採択された部局としての取組については部局長から、それにより上位職を目指して実施した研修については、女性研究者自身から、その内容や成果、今後の展望等の報告が行われました。
続いて行われた総合討論では、女性研究者から、研究に専念するにあたり代替教員の雇用にかかる予算は措置していただいたが、人材の確保ができないといった課題の提起や、開花プランの採択者がメンターとして全学の女性教員を積極的にサポートできる体制作りが必要であるといった意見がありました。

結びの講評では、国立研究開発法人科学技術振興機構の山村康子プログラム主管から、各部局長の協力が得られており学内の意識改革が進んでいるといった所感の他、事業全体の進捗に対する助言や評価が寄せられ、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。

なお、ダイバーシティ推進室は10月1日よりダイバーシティ推進センターとなりました。当センターでは、「新潟大学におけるダイバーシティ推進宣言」で掲げている「より一層ダイバーシティとエクイティ(多様性と公平性)を高め、インクルージョン(受容し活かすこと)の実現」を目指して、今後も引き続き各種取組を推進する予定としています。

イベント案内チラシ(PDF)

 

総合討論の様子

本件に関するお問い合わせ先

新潟大学経営戦略本部ダイバーシティ推進センター

電話:025-262-7570

E-mail:diversity@cc.niigata-u.ac.jp

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